寺島珠雄書誌目録C《本》
C《本・@自己詩集》
1 「懈怠の韻律」 私家版(手書き)1939〜40 未発見
「福田秀雄である。……私の中学の同級生だ。当時(一九三九、四〇年)福田も私も『若草』の読者だが、福田が投稿するのに較べて私は晩手、というばかりでもない非親和感があって投稿は一度もせずにいた。そのうちに一度、福田作品が選外佳作ということで題と姓名が誌面に出たのである。煽られた。それで私がやったのは、負けじとの投稿ではなく、手書きの一冊本詩集を作ることだった。今覚えているのは「懈怠の韻律」律」と黒表紙に白で記した詩集名、それと作品の一つに「六月は/羽蟻の音と/クローバ」というがあっただけだが、その手書き詩集を福田に示して『若草』選外佳作をちょいと抜いたような気分になったことはたしかだ。だから福田秀雄こそ詩を書く友人の第一番となる
しかもこの福田秀雄は死ぬことも一番で、一九四七年一月の何日かに、電車から振り落とされて死んでしまった。……〈二・一スト〉準備のため、千葉県教職員組合の連絡員でどこかの分会へ行く途中、満員電車が彼を落とした……」
楽市12号(94/1/1)「季話綺影(11) 故旧」
2 「道標のない地帯」(他一冊) 私家版 1940/秋 未発見
3 「回帰線」 未刊草稿 1943 未発見
4 「ぼうふらのうた」 武良徒久社 48/7/20 相模女子大図/小田切文庫
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5 「底」 未刊草稿 60/3/31 未発見
6 「釜ケ崎通信別冊・まだ生きている」竹島昌戚知 69/8/5
ファイルC-1 原本・寺島自製複製版有
7 「わがテロル考」 VAN書房 76/5/1 尼崎市立図(寺島寄贈・s51/5/28)原本
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8 「情況と感傷」 VAN書房 78/6/1 兵庫県図・神戸市中央図
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9 「あとでみる地図」 VAN書房 82/6/15 兵庫県図・神戸市中央図
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10 「寺島珠雄詩集」 石野覺編 85/6/1 兵庫県図
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11 「断景」 浮游社 86/8/5 兵庫県図・大府中央図・神戸市中央図
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12 「酒食年表」 浮游社 87/11/24 兵庫県図・神戸市中央図
13 「神戸備忘記」 浮游社 88/8/8 兵庫県図・神戸市中央図・大府市中図
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14 「酒食年表第二」 遅刻の会 90/5/25 神戸市中央図・原本
15 「片信録」 エンプティ 95/4/25 赤磐市熊山図のみ
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16 「酒食年表第三」 未収 エンプティ 98/4/20 所蔵館不明・原本
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17 「遠景と近状」 浮游社 85/6/ 国立国会(電波新聞掲載随筆+詩)のみ
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C《本・A自伝評諭等》未整理
21★「道標のない地帯」−文学・女・労働運動・犯罪による放浪十五年の覚え書−(獄中手記)草稿(未刊行)1954
「第一部1940〜敗戦」長野刑務所にて相当長いものを書こうとしたもの。脱稿54/1/31。400字換算147枚分。
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22★「ドヤ」 底辺の会編 三一新書 61/1/6 1「どん底」2「生きる」3「ドヤモン」P11〜123全体の半分以上の前半が寺島の執筆によっている。 広島市中央図他
23★「どぶねずみのうた」 自伝 三一書房 70/3/15 大府中・尼市・姫路城内図・原本
大木一治第三詩集「ぼうふらのうた」 −蹴にかえて−大木静雄
「ぼうふらのうた−の前はたしか「どぶねずみのうた」だった。どぶねずみがぼうふらになったのにはなんの意味もないと思う。ただ、どぶねずみもぼうふらも、立派だとかみごとだとかいわれる動物ではないことはいまの世の現実で常識だ。詩集に「どぶねずみのうた」だの、「ぼうふらのうた」だのと題をつけたことに著者の現在を想像できるか、できないかと・・・・」
24★「釜ケ崎語彙集(仮題)」 未刊行72/冬〜 新日文に二度抄出分が掲載された本体。400字600枚弱。
釜ケ崎の事物事象約200を立項。編集構成寺島。岩田秀一(運動・暴動)、大山潤造(行政関係)、竹島昌威知(地域・文学)とともに全領域にわたって執筆。編集ノート、レジュメ、素稿、出版企画書なども発見され全貌がほぼ明らかになっている あいりん
25★「日本反政治詩集」 立風書房 73/10/10 大府中・山口県図他
猪野健治、向井孝、長谷川修児と共編アンソロジー。編者横顔:現在「釜ケ崎事典」を編集中とある。
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26★「労務者渡世−釜ケ崎通信」 風媒社 76/8/15 大府・市・兵県図・原本
雑誌「労務者渡世」の創刊(74/12)〜16号(76/6)を再編集したもの。編・著・解説。
27★「私の大阪地図」 自伝 たいまつ社 77/8/10 大府・市・兵県図・原本
28★「旅の宿りの長いまち」 詩と評論 プレイガイドジャーナル社 78/4/15 大市・兵県図・原本
跋「風の街にて」竹中労
29★「断崖のある風景−小野十三郎ノート」 プレイガイドジャーナル社 80/10/15 大府・市・兵県図
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30★「アナキズムのうちそとで−わが詩人考」 編集工房ノア 83/5/10 評論 神戸市中図・原本
31★「西山勇太郎ノート」 虚無思想研究会 84/10/10 評諭 兵庫県図
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32★「矢橋丈吉ノート−風のごときひと 矢橋丈吉の思い出に−」91/ 私刊 限定7部 墨書名落款
33★「小野十三郎ノート別冊」 松本工房97/10/8 評論 大府・市他
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34★「南天堂−松岡虎王麿の大正・昭和」 皓星社 99/10/8 評論 岡県図他
35★草稿「竹中英太郎私記」600字×5 完
36★「あァーあの声」 竹中労との共著 不明
「寺島の書いたものを調べているとのこと、寺島と竹中との共著『あァーあの声』(版元不明)はご存知でしたか?70年代に釜の露店で見ました。赤かピンクの表紙のハデな自家製本のようでした。手に取ることもせず、いま思うと返す返すも残念です。」 N氏からの情報連絡
C《本・Bアンソロジー等》
41,「新日本詩集1948」 新日本文学会 48/7 国立国会図他
☆大木一治 詩「寒波 −凍死するのはだれだ−」
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42,「千葉県詩集」第14集 千葉県詩人クラブ 82/1/20 詩「眼瞼風景」 千葉県図
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43,「現代詩人アンソロジー1969」 69/ 詩「エハガキノヨウナ冬」
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44,「それで事は始まる」 合同出版 72/4/27 神奈川近文館
☆詩「人名簿ふうに−大阪のへんな飲み屋で」(週聞アンポ掲載作品アンソロジー)
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45,「虚無思想研究 下」 中谷陽編 インテリジェンス社 79/10/1 兵庫県図他
T回想の辻潤 詩 「こたつの中で−陀仙忌に−」
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46,「ストリップ昭和史」 大沢正道編 蝸牛社 75/12/20 岡県図
「ストリップ私史・料金と吾妻京子とその他あれこれ」 駒田信二、猪野健治、竹中労、小沢昭一他
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47,「辻潤全集別巻」高木護編 五月書房 82/11/30 岡県図
辻潤論 「辻潤、晩年の一断面」
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48-1「年鑑関西詩集T」 編集代表小野十三郎 関西書院1971 詩「軋む道で」大市中央図
関連:詩「暑い日に不意に寺島珠雄と遭う」山野治 未収
-2「年鑑閲西詩集U」 編集代表小野十三郎 関西書院1976 詩「崖」 大市中央図
-3「年鑑関西詩集V」 編集代表小野十三郎 関西書院1982 詩「墨東私譚抄」 大市中央図
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49-1「大阪詩集」83年版 小野十三郎監修 福中都生子編 あすなろ社1983 詩「三番線で」大市中央図
-2 84年版 〃1984 詩「K川右岸おぼえがき」 〃
-3 85年版 〃1985 詩「手紙をよこせ」 〃
-4 86年版 〃1986 詩「冬と夏の使者」 〃
-5 87年版 〃1987 詩「人々のいた構図」 〃
-6 88年版 〃1988 詩「酒食年表抄」 〃
-7 89年版 〃1989 詩「会いたいひとたち抄」 〃
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50,「神戸・兵庫の詩の現在`89」 現代詩神戸研究会編 89/1/10 赤穂市図
詩「消滅史」 (1)背が見える(2)欅と山茶花(3)たたずまいなど(4)はがきを書く 付記
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51-1,「詩集・阪神淡路大震災」 編集発行:アート・エイド・神戸 文学部門 95/4初版 原本
☆詩「大団円・神戸備忘記」
51-2,「詩集・阪神淡路大震災第2集」 編集:アート・エイド・神戸 発行:詩画工房 96/1初版 原本
☆詩「地震後記」
52,「高島洋追悼録 わが愚かなる半生」高島洋追悼録刊行会 97/3/31 個人蔵
「高島さんのこと、洋さんのこと」 詩「高島地震 高島洋」
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53,「群馬文学全集」第十六巻「詩的アナキズムの系流に」 群馬県立土屋文明記念文学館 00/3/15 群馬県立図
☆略歴 詩「上州紀行」 「煉瓦塀」 「前橋三章」
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54,「群馬の作家たち」 群馬県立土屋文明記念文学館 98/6 群馬県立図
「横地正次郎」寺島珠雄
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55,「叛逆頌 小松亀代吉追悼」 刊行世話人会代表逸見吉三 1972 非売 月の輪11328
56,「自由の前触れ」大杉栄野枝虐殺記念誌 寺島他 1993 月の輪11359
57,「柳井秀の詩」(批評&感想集) 非売 向井孝編刊 1994 月の輪303
58,「猫もいる風景−回想の清水純子」 坂井てい他編 1997 非売 月の輪12391
59,「横須賀第二海兵団第百二十二分隊第十二教班終了記念文集」 不明
青年前期十六人が三か月をともに過し別れ/…謄写版文集…/他の教班では作らなかった俺たちだけの…
詩「故事細片」(「現代詩神戸」158号)
60,「須藤和光作品と回想」 (「須藤和光作品と回想」刊行会) 1988/2 大府中図
回想「一九四八年の秋のこと一「短歌的仔情解説」の思い出」
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61,「タコ焼きの唄−現代生活風景」 朝日ジャーナル編集部編 発行:新人物往来社 1975/8/10
「釜ケ崎一めし屋は孤独の吹きだまり」朝日ジャーナル 74/11/8(1-04)に掲載されたものの再編。
〈筆者紹介〉…長年、大阪釜ケ崎に居つき、毎日11時半ごろ一度だけ外部と連絡がとれる人…
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62,「追悼 森上多郎」刊行会1997/? 未収 未発見 月の輪223
「森上多郎へ 宛先未詳の手紙」
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63,「竹中労 没後20年・反骨のルポライター」KAWADE道の手帖 河出書房新社 2011/7 岡県図
「美的浮浪者の過程−私記・竹中労−」
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C《本。(4)編集解説等》
71,岡本潤自伝−詩人の運命 立風書房 74/4/15 編集解説 大府・市図
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72,岡本潤全詩集 本郷出版 78/10/30 年譜 大府・市図
ファイルC-3 著述部分複写 行方不明
73,資料・小野十三郎1・2 詩債庫(近藤計三) 79/5/20・79/8/20限定150部 編集解説 大阪府図
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74,小野十三郎詩集 現代詩文庫1021 思潮社 80/10/1 座談会「見ない喜び」掲載 青木はるみ編解説
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75,時代の底から−岡本潤戦中戦後日記 風媒社 83/8/15 編集解説 大府・神戸市図
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76,続清水正一詩集 編集工房ノア 85/8/25 年譜 兵庫県図
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77,小野十三郎−詩のかたち詩の発見 浮游社 87/11/6 編集解説 岡山県図
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78,小野十三郎詩集「カヌーの速度で」 浮游社88/7/27 編集おぼえ書き追録「詩集いまいる…その他」〃
ファイルC-3 著述部分複写 行方不明
79,小野十三郎詩集「いまいるところ」 浮游社89/7/7 編集おぼえ書き 〃
ファイルC-3 著述部分複写 行方不明
80,小野十三郎著作集・全三巻 筑摩書房 90/9/20・90/12/5・91/2/25 編集、編注、年譜 〃
80-1 第一巻
80-2 第二巻
80-3 第三巻
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81,吉本孝一詩集 吉本孝一詩集刊行会 エンプティ91/12/1 限定百部 編集解説 群馬県図
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82,小野十三郎詩集「冥王星で」 エンプティ 92/7/27 編集おぼえ書 岡山県図
ファイルC- 著述部分複写 行方不明
83,日本詩人叢書7・粟田茂詩集 近文社 86/ 跋 兵庫県図
ファイルC- 著述部分複写 行方不明
84,山野すみれ詩集 風野 あとがき
ファイルC-3 未収
85,「かわち浪漫」 飯島和子 浮游祉 87/1 帯文 帯絵は三井葉子 未発見(帯) 大府中図
86,日本アナキズム運動人名事典 ぱる出版 04/4/20
執筆担当 86-1★秋山清(共1) 86-2★伊藤和 86-3★岡本潤 86-4★小川三男 86-5★小野十三郎 86-6★尾山始 86-7★上村実(共2) 86-8★神谷暢 86-9★河合仁(共1) 86-10★菊岡久利 86-11★竹中英太郎 86-12★土屋公平 86-13★萩原恭次郎 86-14★深沼火魯胤(共1) 86-15★牧野四子吉 86-16★吉本孝一他 不明
(共1)は黒川洋、(共2)は大澤正道と共同執筆
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87,近代日本社会運助史人物大事典 日外アソシエーツ(株) 97/1/20
執筆担当87-1★秋山清 87-2★伊藤和 87-3★岡本潤 87-4★小川三男 87-5★小野十三郎
87−6★尾山始 87-7★菊岡久利 87-8★鈴木勝 87-9★土屋公平 87-10★深沼火魯胤 他不明
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88,京陽出美詩集「でぽー」 編集工房ノア 81/4 跋 未収 国会
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89,月の輪書林古書目録10 特集・美的浮浪者竹中労 発行:月の輪書林 97/1/20
C-58「竹中労 没後20年」に転載
90,大木静雄詩集 断章 発行:武良徒久社 s25 跋? 月の輪14509
C《D本・取上げられたもの》
101「山谷−都市反乱の原点」竹中労 全国自治研修協会 69/9/1 「寺島珠雄からの手紙」P292〜
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102「日本の顔顔顔…99」疋田桂一郎・森本哲郎 朝日新聞社 71/11/25 アウトサイダー「寺島珠雄」P66〜
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103「父上は怒り給いぬ」あまつかつ 関西書院 72/3/15 あとがきに名前登場(出版に尽力)
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104「房総の詩情」荒川法勝編 暁印書館 74/7/30「岡本潤の『健康なる音楽』〈秋葉哲〉」P70〜
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105「穴ぐらを出ると街がある」粟田茂詩集 新日本文学会 76/8/1 あとがきに名前登場(編集協力)
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106「自伝抄 V(小野十三郎)」笠井晴信編 読売新聞社 77/12/15 P98〜P122〜寺島についての記述
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107「関西地下水脈」小島輝正 葦書房 89/1/27 「労務者渡世」 P216〜
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108「無頼の墓碑銘」竹中労 KKベストセラーズ 91/8/5
「風の街にて一寺島珠雄のこと」『旅の宿りの…』の践文の転載。最後の〈註〉その後、寺島氏は釜ケ崎から居を移した。ご本人曰く、「齢老いて」P204〜
188p「サハルヘカラス」の章「あがた森魚という歌手がいる……嘘である、盗作である。
よしだたくろうの曲には……疑いが多分にある。
加川良『はたらくな』は、寺島珠雄の詩「伝道」を盗んだものである。これもまた「無名時代に、貧乏のどん底でつくった」というふれこみで売り出された、こいつらには恥という感覚がないのか、とぼくは疑う。」
参考:加川良作詞「働くな」 働くな 働くな 働くなんて 世のため 人のためには 働くな
オノレのためにだけ働けばいいさ 道徳なんて なけりゃいい
酒が飲みたい時 働けばいいさ 飯が喰いたけりゃ 働けばいいさ
楽しく暮らすためにだけ働けばいいさ 理想や正義のためには働くな
……オノレのひざの中で泣きつづけよう アンタが死んだとて 他人の涙はかりるな
「教訓T」のセカンドプレスではこの曲は別の曲に差し替えられた。寺島がどう対処したのか不明。ちなみに、タイトルでもあり加川の最大のヒット曲である「教訓T」も盗作であることが判明、こちらは当事者間で解決して、現在も残っている。(Googleサイトを参考)
ちなみに、おそらくこれらの事件前であると思われるが、向井孝は加川に詩を提供している。多分「いいなさい」(豆詩集所載)ではなかったか。
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109「直原弘道の雑記帳(第一輯・書評篇)」私家版92/11/1「あとでみる地図」(「酔いどれて空を飛べるなら」)
「神戸備忘記」(「神戸おれの」)
「関西の詩人たち 中国への旅と四冊の詩集」
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110「暮らしの中の現代詩」松尾茂夫 摩耶出版社 93/9/15「旧市街への挽歌と備忘−寺島珠雄詩集「神戸備忘記」」P118〜
「アツサノナツモオロオロアルキ−「酒食年表第二」」P189〜
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111「死んでなお生きる詩人」北川朱実 思潮社 01/3/1 岡市図
「寺島珠雄:アウトサイダーだろうとミツヤサイダーだろうと」P191〜
もしこれを寺島が読んだとすれば激怒するに違いない無責任無智な評文
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112「古本屋 月の輪書林」高橋徹 晶文社 98/6/30
「古書目録10 美的浮浪者竹中労」発行前後の寺島珠雄との交流が随所に登場する
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113「月の輪書林古書目録十二」特集・寺島珠雄私記 01/4/25「寺島流剣法《ヅン》」河内 紀 月の輪書林
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114「文学史を読みかえる5「戦後」という制度」川村湊編 インパクト出版会 02/3/10 岡県図
書評「畢生の書」下平尾直史
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115「通り過ぎた人々」小沢信男 みすず書房 07/4/9 岡県図
「寺島珠雄」Pl6〜 雑誌「みすず」の連載再編本
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116「ボマルツォのどんぐり」扉野良人 晶文社 08/4/20「寺島珠雄さんの振れ幅」P37〜 岡県図
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117「楽市楽談」三井葉子 編集工房ノア 09/9/1 座談会「寺島珠雄を語る」P64〜 岡県図
座談会出席「小野十三郎を語る」P345〜
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118「山谷・キューバ・フォーク」田頭道登 三友会 79/3「寺島珠雄からの手紙」P66〜 大府図
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119「私の上申書 山谷ブルース」田頭道登 三友会 04/3「寺島珪雄からの手紙」P75〜 岡県図
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120「千葉県労働運助史」 千葉県労働組合連合協議会 67/10 年表46/1/27
「関東地方労働組合協議会結成大会開かれ、本県六組織を代表し九十九里鉄道大木某県下労組組織状況を報告(東京芝田村町飛行館)」
「千葉県労働組合会議(県労会議)歴代役員1948年 副議長 大木静雄」
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121「千葉県地方労働委員会五年史」千葉県地方労働委員会 52/3/30
石井服装工業争議が詳しい。地労委折衝には県労会議として静雄があたっている。静雄のレッドパージ問題。斡旋員候補者名簿に森長英三郎の名。
一治の名は見えないが「外部扇動者」として。
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122「寄せ場文献精読306選」日本寄せ場学会編 04/5
「ドヤ」「労務者渡世」「釜ケ崎一旅の宿りの長い町」(文献紹介)
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123「詩集 もうおしまい」長谷川七郎 青蛾書房 95/6/5
巻末の詩「花見行」 おれの酒食の生涯は食通のアナキスト詩人寺島珠雄の「酒食年表」のランクだけは……「寺島酒食献立」よりも…
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124「石川三四郎著作集」第7巻(書簡) 青土社79/7/30
石川三四郎からの書簡(主要にはぶらつく関係)
大木一治宛葉書(s20/11/9)
大木一治宛葉書(s20/11/20)
静雄・一治宛封書(s20/12/23}
静雄・一治宛葉書(S21/2/18) 計4通
関連:静雄単独宛葉書・封書14通
sl7/2/25大木兄
御手紙拝見、……御令弟のこと、ご心配の趣よく解ります。…印旛郡遠山村に木村荘太氏が居られますが、同家ならば或は御世話下さるかも知れません。…御令弟のことを同氏へ御願いして……立派な人ですから、安心して一身を託すことが出来ます。
s25/11/13とんだそばづえですねクビになったとは、あきれました。(注・レッドパージのこと)………この頃弟さんはどうしてゐますか、常に心にかゝつています。
s26/9/30写真の店を御始めのよし、賀上ます。…一治君には気の毒です。あれだけ才能を持った人が、充分にそれを発揮し得ないことは、社会のためにも惜しいことです。
同第四巻(論稿IV) 78/6/10「編集ノート」大沢正道 P491〜494
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125 KAWADE夢ムック「小沢昭一」 河出書房新社 2010/6/30
「〃ド助平人間〃はまじめでござる」竹中労 冒頭小見出し「久しぶりの釜ケ崎界隈」釜ケ崎で日雇いをやっている詩人・寺島珠雄が、自伝「どぶねずみの歌」を上梓した。某日、出版記念パーティーが旧飛田遊廓の「百番」で開かれ、小生も友人として……友だちも、少々毛色が変わっていて、寺島珠雄、やはり詩人の竹島昌威知、アナキスト向井孝などは、マトモなほうである。
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C《本・E人名事典等》
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131「現代日本執筆者大事典・全五巻(第一期)」第三巻 日外アソシエーツ梶@78/11/30
「現執」第二期(77/82)〜第四期(編集代表は紀田順一郎)には寺島の項は無い。おそらくこれが最初の事典。
132「日本現代詩人名鑑`85」 芸風書院 85/1/10
133「現代人名情報事典」 平凡社 87/8/25
134「市民・社会運動人名事典」 日外アソシエーツ梶@90/2/22
135「詩歌人名事典」第一版 日外アソシエーツ梶@93/4/21
136「詩歌人名事典」新訂第二版 日外アソシエーツ梶@02/7/25
137「日本人名大辞典」 講談社 0l/12/6
138「日本アナキズム運動人名事典」 ぱる出版 担当者黒川洋 04/4/20
139「20世紀日本人名事典」 日外アソシエーツ梶@04/7/26
140「大阪近代文学事典」 和泉書院 担当者池川敬司05/5/20
141「日本人物文献索引」 日外アソシエーツ梶@06/4/25
142「追悼記事索引1991〜2005」 日外アソシエーツ梶@紀田順一郎監修(小野十三郎関係) 06/4/25
143「文芸雑誌内容細目総覧−戦後リトルマガジン篇」 日外アソシエーツ梶@06/11/27
144「改訂増補人物レファレンス事典」昭和(戦後)平成編 日外アソシエーツ梶@03/6/25
145「人物レファレンス事典 郷土人物編」 日外アソシエーツ梶@08/8/25
D《その他・個人紙》
1,低人通信(第一次)
ファイルD-1
1-1★2号
1-2★4号
1-3★
2,低人通信(第二次)
ファイルD-1
★1号
★2号
★3号
★4号
★5号
★6号
★7号
★8号
★9号
★10号
★11号
★12号
★13号
★14号
★15号
★16号
★17号
★18号
★19号
★20号
★21号
★22号
★23号
★24号
★25号(95/8) 詩「茗荷の朝」
★26号(95/10) 詩「地震後記」
★27号(
★28号(96/4) 詩「トムケンにおくる」
★29号(96/5) 詩「日録抄・星野さんのこと」
★30号
★31号
★32号
★33号(97/3) 詩「酒亭点転」
★
3,その他 未整理物 講演会チラシ
その他の通信、伝言、手紙類
写真
生原稿