救護社

   大坂南区日本橋五丁目の質商中田庄太郎といへるは今度其筋の許可

   を得て同区御蔵跡町二番地に救護社といふを設け赤貧者にして疾病

   に罹り到底自力にて薬用する能はざる者を救護する由にて目下既に

   三名の患者を治療し居るとのことなり

   

   著者:大阪日報
   表題:救護社
   時期:18860926/明治19年9月26日
   初出:大阪日報
   種別:社会事業