「警察―暴力手配師」を許すな!(関西救援連絡センター 号外 72.7)
5月26日朝、私を含む労働者が、愛隣労働福祉センターで建築片付け、市内という条件で就労した所、奈良市内に連れて行こうとしたので抗議すると、鈴木組は、「こいつは赤やから」と駐車場に見張りをつけ、車へ押し込み「ガタガタぬかすと、タダでおかん。ここはどこと思ってるんや」とおどかした上、みんな2〜3人づつバラバラに現場を変えて就労させた。私は、東大阪に就労することになったが、面白くないので現場から逃げて帰った。昼間、収入がないので、午後6時ごろ、夜勤の仕事の就労にセンターに行くと4〜5名の鈴木組の者に乗用車に有無をいわさず連れ込まれ、鈴木組の事務所に運びこまれた。鈴木組は暴力団淡熊系で職安法並びに労働基壁法違反の労働者供給事業を営なんでいる。男らは、事務所の中を私の首をつかまえてのぞかせ、「あの男は西成署員で、おまえらのやっていることは判っているんだ」といって、駐車場へ連れて行った。私は5分位で刑事らしい男が帰った後、また事務所に連れこまれた。入口には見張りをつけ、木刀を持たせていた。男たちは、「お前は今日来た赤のグループだな。鈴木組をなめるな」といい木刀で3回なぐった上、「お前ら今日文旬いったグループを一人づつ連れ込んだ半殺しだ」とおどかし、胸をかわるがわる木刀やゲンコツでなぐりつけた。さらに「生駒の山に連れて行き、キッチリ片をつけてやる」「アヤマレ」とおどかし手で頭を押えてアヤマされた。
「明日、赤のグループは、全員ガン首揃えて、あやまりに来ないと、西成におられんようにするから、その覚悟でかえれ。皆に伝えろ」といい、表に出されて、アゴと目の下をなぐられて、やっと自由の身になりました。私は、全治10日間のケガを負わされました。私はこの鈴木組の暴虐を告訴しています。鈴木組の犯罪は西成署の保護の下になされたものであり、現在鈴木組に抗議した労働者に対し、14名にもおよぶ不当逮捕攻撃がかけられています。全ての皆さんの支援を訴えます。