釜ヶ崎反失業連絡会を中心と した資料一覧
(4)1999(平成11)年
1999 年 特定市街地の総合的生活環境の整備改善等に関する特別措置法案 (仮称)
要項(案)
この法律は、簡易宿所等が密集する地域における生活環境の状況にかんがみ、当該地域の生活環境の改善、地域社会の安全、産業の振興、職業の安定、教育の充実、人権擁護活動の強化、社会福祉の増進等(以下「総合的生活環境の整備改善等」 という。) に関する総合的な計画を策定し、その実施を促進することにより、 当該地域における住民の生活の安定及び福祉の向上等に寄与することを目的とするものとすること。(自民大阪案とでも言うべきものか 990000-jiminan.docx)
1999年 平成11年度あいりん対策及び野宿生活者対策新規・拡充事業 990000-jigyouhi.docx
生活ケアセンター事業 定員20人→170人
あいりん地域外軽作業(新規)
あいりん生活道路清掃 基本1日22人→33人
野宿生活者巡回相談事業(新規)
野宿生活者問題懇談会の実施 (新規)
野宿生活者実態調査の実施 (拡充)
(別途、生活保護対策として)生活保護施設整備・越年スペース整備
1999年1~2月 衆議院・参議院 予算委員会 「ホームレス」関連質疑 990200-kotukairongi docx
1999/01/26 衆院予算委員会 冬柴鐵三(公明党・改革クラブ、兵庫8)
1999/02/02 衆院予算委員会 吉田 治(民主党、近畿)
1999/02/03 衆院予算委員会 田端正広(公明党、大阪3)、山本孝史(民主党、近畿)
1999/02/17 衆院予算委員会 鍵田節哉(民主党、近畿)
1999/02/24 参院予算委員会 郡司 彰(民主党、茨城)
1月5日 府市抗議行動と要望書提出(本田氏メモ)
1月7日~2月28日センター夜間開放(2ヶ月間) (本田氏メモ)
1月8日 三徳テント 自主管理再開(本田氏メモ)
センター 800名、三徳テント 320名(大阪市、テント仮設トイレの汲み取り料負担を拒否。昨年12月28日以降は「不法占拠」 という理由で。
2月1日 知事市長宛 野宿を余儀なくされている労働者への通年的対策について 990201-chijisichou.docx
1年365日の内の10日間対策である大阪府・市の「あいりん地区越年対策(臨時宿泊所)」は、1年の残り355日を切り捨て、野宿生活の長期化に伴い 「定着テント生活」 に入っている人々の存在に目をつぶったものであることを前提として、「あいりん地区」とその周辺でダンボールや新聞などを敷物として短期型野宿生活を続ける労働者を対象としたものであると限定すれば、さらに、規模の点だけに限定すれば、8割方適切なものであったといえよう。 (2割の減点要因は、 整理券の配布方法と宿泊所の設置場所である)。
釜ヶ崎反失業連絡会は、 年末年始に困窮する釜ヶ崎労働者への対策と しての 「越年対策」 の必要は従前通り存在しているが、 現状は、 年間を通じて困窮状態にある労働者が多数存在しており、 年末年始対策だけでは不充分であると主張し、 対策を要求し続けてきた。 「大テント」 使用に関わり生じているかに見受けられる 「行政」 と当会との若干の齟齬の原因は、 この認識の違いにあるものと考えられ、 「大テント」 の必要・不必要に関わる論議に起因するものではないと判断している。
大阪府・市の協力のもと、 とりわけ大阪市民生局総務部保護課施設係の努力で「無事」終了した「あいりん地区越年対策」 後の、 355日対策について、 改めて要求する。
2月10日 大阪府回答 府分担分を通年化する
2月18日 大阪市回答
ケアセンター枠170床増・地域外作業10人枠でスタート・150人規模の救護施設を市域外に建設-平成 12年度に開所予定 (本田氏メモ)
2月2 日 鍵田節哉議員提出 野宿生活者等への国の対応に関する質問主意書 990202-kagita.docx
(3月9日 政府答弁書付)
定住場所が確保されず、路上や公園、河川沿い、駅などで暮らす野宿生活者、車中生活者、一時収容施設又は安宿に滞在する者(以下、 野宿生活者等)が大都市を中心に大幅に増え、 近年、 各自治体においては新たな都市問題として深刻化している。 私も連合大阪事務局長当時の1994年、 パブルが崩壊して深刻な失業間題に見舞われている釜ケ崎の問題については、 労働組合としても真摯な取り組みを行うべきであるとの認識のもと、現地の視察を踏まえ、各方面に各種申し入れを行ったところである。しかし、残念ながら各自治体の対応には隈界があるとともに、 その取り組みも地域差が大きく、 また今日までの間の不況の長期継続等の社会情勢により、 野宿生活者等は増加し、 定住場所が確保されないことを理由として、各種の基本的人権の行使さえ妨げられていることも指橋されている。 また、野宿生活者等の多くは健康に不安を抱え、冬空の下で夜を迎え、痛ましい事態も生じていることは、最早、看過するわけにはいかない。
釜ケ崎では過去、1961年と1972年に大規模な暴動が生じ、数干人が暴徒化し、武装した警官との間で血みどろの衝突となり、負傷者が続出した。私は現在の状況を放置すると、 いつまた大暴動が起きてもおかしくないまでに事態は逼迫していると考える。
こうした状況に鑑み、野宿生活者等への対応を自治体任せにすることなく、国が繋急旦つ重大な社会問題との認識を持ち、 早期に適切な対応を行うことが必要であるとの立場から、 以下の質問を行う。
2月12日 第一回ホームレス問題連絡会議 開催 990212-mondaikaigi.docx
ホームレス問題について、関係行政機関が連携を図り、総合的な取組を一層推進するため、ホームレス問題連絡会議(以下 「連絡会議」 という。 )を開催する。
ホームレス問題連絡会議メンバー
【中央省庁】
内閣官房内閣内政審議室長/厚生省社会 ・ 援護局長/労働省職業安定局長/警察庁生活安全局長/建設省大臣官房総務審議官/自治省大臣官房総務審議官/内閣官房内閣内政審議室内閣審議官/厚生省社会・援護局地域福祉課長/労働省職業安定局高齢・障害者対策部企画課長/警察庁生活安全局生活安全企画課長/建設省大臣官房政策課長/自治省大臣官房企画室長
【関係自治体】
東京都副知事/横浜市助役/川崎市助役/名古屋市助役/大阪市助役/東京都新宿区長/東京都福祉局長/横浜市福祉局長/川崎市健康福祉局長/名古屋市民生局長/大阪市民生局長/東京都新宿区助役
2月24日 シンポジウム「日雇労働者・野宿生活者問題の現状と課題」連合大阪 990224-rengou.docx
日雇労働者・野宿主活者の課題について、当初、 日雇労働者の失業間題を焦点にして、97年から研究会を始めました。 98年のはじめくらいから、 野宿生活者の方々が、 非常に増加してきた状況をふまえまして、この課題についてもあわせて研究を始めようということで、約1年間討議をかさねまして、 昨年の11月に皆さんに渡しております冊子をまとめることができました。
したがいまして、本日の集会のシンポジウムの位置付けは、 一つはこの報告書の内容について組合員はもとより、 広く市民の方にも参加いただいて、 理解を深めて頂こうではないかということ。それから二つ目に、今大都市で野宿生活者の方が増加し、国もようやくみこしを上げつつありますが、その現状と対策、雇用、住宅、福祉、医療といった各課題の問題点を探りながら、地域からどのような政策を作り上げて、野宿生活者の、いわゆる社会への再参入をしていくあり方を探っていこうかということでございます。
2月28日 センター夜間開放最終日
翌日からの寝場所について話し合い。 市長の目の前で寝場所の確保を訴えることに決める。 (本田氏メモ)
3月 国政レベルでの動き (98年10月~99年3月) 990300-doukou.docx
新聞各紙、各地での情報などをまとめると、次のような動きがあるようです。
3月1日~30日 30日間 市庁前 野営闘争
400名から500名規模。30日間のうち市との交渉は15回。
3月1日 越冬実 市民向けビラ
身近な『2000年問題』として野宿生活者の存在に関心を 990301-sien.docx
3月3日 反失連 市民向けビラ 990303-sien.docx
私たちは大阪市に何を求めているのか。
路上で死にたくない、 この一念で対策を求めているのです
磯村市長が1万人と認める市内野宿者は日々路上死にさらされています。西成区では今年に入ってすでに20人が路上で死んでいます。市内全域では何人になっていることでしょうか。
皆さんのご理解とご支援をお願いします
3月9日 各都市から国への要望事項まとめ 990309-tosiyoubou.docx
東京都・新宿区・横浜市・川崎市・名古屋市・大阪市
3月17日 大阪市会に対する保護課の説明 990317-hogokasetumei.docx
釜ケ崎反失業連絡会の一連の行動について
平成11年2月1日に、あいりんの団体である釜ヶ崎反失業連絡会(通称反失連)から「野宿を余儀なくされている労働者への通年対策について」要望書が本市に提出され、2月10日、18日、26日と交渉を求めて団体行動が行われ、2月28目には大阪府が所管するあいりん労働福祉センターの夜間開放が終了したところから、安全に寝る場所の確保ができなくなったとして、本庁舎南玄関前道路に3月1目から連日約600名による泊まり込みの要求行動を行っているものです。
3月31日 ホームレス問題連絡会議宛 野宿を余儀なくされている人々の生存権に関する要請書(全国17団体)
私たちは、野宿を余儀なくされている人々(以下、野宿者)の生存権保障を求め活動を行っている、全国各地の支援団体・NGOです。
私たちは、 日本国憲法第25条が定める権利を、 全ての人々が平等に保障されるべき生存権と認識しています。
日本国憲法第25条【生存権、国の社会的使命】
(1) すべて国民は、 健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
(2) 国は、 すべての生活部面について、 社会福祉、 社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
新聞報道によれば、本年3月9日のホ-ムレス問題連絡会議において、それに参加する5都市6自治体(東京都、新宿区、川崎市、横浜市、名古屋市、大阪市)は、国に対し特別就労、自立支援事業への支援などの要望書をそれぞれ提出し、 この中には、 野宿者の小屋やテントを公共施設・用地から即時撤去できる法整備も求めている とあり ます。 また、 身元調査の権限を求め、 生活保護法における現在地保護をなく し、 野宿者の出身地への強制送還をも考えているとも聞きます。
私たちは、プライバシーどころか基本的な人権・生存権を否定したこのような要請には、怒りを禁じ得ません。 この要請に関し各自治体に強く抗議するとともに、関係省庁に対しては、野宿当事者の要望に添った有効なる施策を求めて、 ここに要請をいたします。
(全国17団体連名。 釜ヶ崎反失業連絡会は加わっていない) 990331-17dantai.docx
4月15日 三徳テントから赤痢患者出る。 (本田氏メモ)
4月20日 大阪市回答 センター夜間開放について合意文章を交わす。 (本田氏メモ)
4月20日・29日 国への要望書検討(本田氏メモ)
4月26日 ある論争 990426-youbouronsou.docx
釜ケ崎反失業連絡会の 「野宿を余儀なくされている労働者の経済的自立援助に関する要望」 についての意見とそれに対する反論
ある論争の参考として 990500-horon.pdf
4月28日 ホームレス対策についての5都市共通要望事項 990428-5tosi.docx
1.特別立法の制定
2. 実効性のある雇用対策の実施
3. 自立支援事業への財政的措置
4.緊急援護事業への財政的支援
5. 保健医療対策の充実
5月 国のホームレス問題連絡会議宛
野宿を余儀なくされている労働者の経済的自立援助に関する要望 (案) 990500-kuniyoubou.docx
要望事項
(1)大阪市に対し、今年度野宿生活者対策費として100億円を早急に交付されたい。
(2)野宿生活者支援法(案)の成立をはかられたい。
(3) ホームレス問題連絡会議に大蔵省・通産省を加えられたい。
5月 反失業連絡会発行 パンフレット 990500-sienhou-c.pdf
野宿を余儀なく されている労働者への経済的自立援助策を求めて
5月 府議会宛 「釜ケ崎対策」についての請願 990500-seigan.docx
5月 府議会各会派宛 「釜ケ崎対策」についての紹介議員依頼 990500-fugikaikaiha.docx
5月 各政党宛 990500-seitou.docx
「野宿生活者の自立援助に関する要望」 実現に向けたご支援のお願い
5月1日 田辺社会福祉協議会ニュース 990501-tanabe.docx
野宿生活者(ホームレス)問題/対策を求める声高まる
5月8日・13日 反失連会議 反失連運動路線を確認する。 (本田氏メモ)
釜ヶ崎発 国への要望書(案)について
勝ち取る会 脱退の意向を文書で表明。限定的不参加もあり という説明で文書撤回。
法案提出に賛同できない
医療連 法案提出の署名集めには協力できない
連合大阪 共同で法案提出を考えている
寿日雇労働組合・笹島日雇労働組合・山谷争議団へ説明 (本田氏メモ)
5月 釜ヶ崎反失業連絡会が行う国への『野宿生活者支援策』要望活動に賛同の署名を 990500-sandouyobi.docx
5月18日 厚生委員会議事録(未定稿) 990518-kouseiinkaidocx
.質問者=山本(孝)委員 答弁者=炭谷政府委員
5月19日 <98.5月-99.5月>釜ケ崎居住懇の活動報告 990501-kyojyu.docx
5月21日 府市へ要望書提出(本田氏メモ)
野宿を余儀なく されている労働者への対策強化について 990521-chijisichou.docx
政府の 「ホームレス問題連絡会議」 の動きにとらわれ、現実に日々増え続ける野宿者への対策が停滞していることは、 野宿生活者を死に追いやるものであり、 市民相互の対立を深め固定するものです。 それは市民社会の荒廃と言うべき現象です。 自治体が、 「国の対策待ち」 と放置しておけることではないと考えます。
私たちも、 国が責任を明らかにし、 対策を打ち出すのは当然であると考え、 要求を提出いたしますが、深刻な事態に対する対策が今すぐとられる必要があることを痛感し、以下の対策を、改めて要求いたします。
5月21日 市政記者室 本日の野宿生活者対策要求行動について 990521-kisya.docx
10年度の対策を求める声40件(民生局分)は、昨年12月末の今宮中学校周辺路上の野宿生活者強制排除の時、 本年3月反失連の連続野営闘争の時期、 報道関係者の理解ある報道が集中した時に多かったと説明されます。 「追い立ての声」 は野宿生活者の存在から日々大阪市に届くことになりますが、 「対策を求める声」 は、 野宿生活者自身の要求行動を広く伝えることでしか引き出すことはできません。
皆さんのご協力のほどを、 お願い申し上げる次第です。 よろしくお願いいたします。
5月21日 第4回ホームレス連絡会議 「国によるとりまとめ」発表
5月22日 ホームレス問題連絡会議関係各位宛 野宿生活者対策への要望について
5月21日日経新聞には政府の「ホームレス問題連絡会議」のとりまとめ案が発表され、 5月26日には 「ホームレス問題連絡会議」 が開催されると伝え聞いております。
もちろん、 6月2日の場が、私どもの申し上げることの中で、 聞くべきところがいささかでもありましたら、お汲み取りいただけることを前提としての場であることを、寸毫も疑うものではありませんが、事の流れを考え、なるべく早く各位の参考に供していただくことも必要ではなかろうかと愚考いたし、 ここにご送付申し上げる次第です。 990522-hokaigi.docx
5月22日 各位宛 野宿生活者対策について
現在、 政府が関係自治体と共に 「ホームレス問題連絡会議」 を持ち、 野宿生活者対策の策定に取り組んでいることはご承知のことと存じます。
4月に、野宿者支援団体(17団体)が要望書を提出いたしましたが、大阪・釜ヶ崎で日雇労働者の失業問題・野宿生活者の困窮問題に取り組んでいる私たち (釜ケ崎就労・生活保障制度実現をめざす連絡会・略称・釜ヶ崎反失業連絡会)は、より具体的な要望を、近く 「ホームレス問題連絡会議」に提出したいと準備を進めています。
お忙しい中、 恐縮ではございますが、 ご一読の上、 ご理解とご支援をお願い申し上げます。
5月26日 国の「ホームレス問題に対する当面の対応策について(要旨)」 990526-toumen.docx
5月27日 「ホームレス問題に対する当面の対応策について」に対するマスコミの反応。朝刊・大阪版各紙
990527-kirinuki.docx
6月2日 国へ要望書提出(本田氏メモ)
厚生省社会援護局長 ホームレス連絡会議責任者に手渡す 「国によるとりまとめ」(5月21日)が釜ヶ崎の実情に合わない旨、 訴える
6月2 日 釜ヶ崎反失業連絡会の要望書提出行動報告 990600-keika.docx
6月2日 釜ヶ崎反失業連絡会の要望書提出行動報告-2 990602-teisyutukoudou.docx
6月 厚生省宛 『野宿を余儀なくされている労働者の経済的自立援助に関する要望』 提出に当たって
990600-kouseisyou.docx
6月 労働省宛 『野宿を余儀なくされている労働者の経済的自立援助に関する要望』 提出に当たって
990600-roudousyou.docx
6月2日 総理府宛 自治労提出 野宿生活者問題にかかわる要望について(案) 990603-jichirou.docx
6月11日 反失連会議 NPO立ち上げについて(本田氏メモ)
6月11日 草刈り実験作業
6月 特定非営利活動法人(NPO法人)設立提起 990600-npoteiki.docx
反失業連絡会の経緯―要求団体から要求且つ実施団体へ/ 「ホームレス問題連絡会議」 の 「当面の対応策」 と反失連/特定非営利活動法人(NPO法人) とは/要求活動団体と実施団体の分離
「あいりん対策」と「野宿生活者対策」の経緯と今後について(99.6月) 990600-kentou.docx
6月15日 市長 定例記者会見で「野宿者対策本部」立ち上げ発表6月16日~8月 新聞切り抜き 990600-kirinuki.docx
6月18日 野宿生活者問題現地討論集会
6月 19 日 第1回 わいがや会 釜ヶ崎及び周辺地元の町会長・商店会長と行政の地域懇談会。 反失連も参加(本田氏メモ)
6月23日 NPO釜ヶ崎設立総会
6月28日 5月21日要求への府市回答
国の対策を待つ。8月1日よりセンター改修工事が始まる。センター夜間開放は7月31日まで(本田氏メモ)
7月 野宿生活者対策国庫補助金にかかるヒアリング内容について 990700-hojyonaiyou.docx
7月5日 地域外軽作業始動(本田氏メモ)
7月13日 緊急地域雇用特別交付金関係資料 990713-koyou.docx
「緊急地域雇用特別交付金事業」の基本的枠組み(案)
「緊急地域雇用特別交付金」 のスケジュール (案)
7月18日 公園内テント及び小屋生活者実態数(西成区内) 990718-suchosa.xlsx
7月19日 賛同署名 国へ
厚生省社会援護局長に手渡す。 国への要望書の賛同署名は5,000名を超えた。 (本田氏メモ)
7月 賛同署名提出のご報告(付:NPO釜ヶ崎設立趣意書) 990700-houkoku.docx
7月 野宿を余儀なくされている労働者の経済的自立援助に関する要望
賛同署名簿 第三分冊 1, 971名分 総計 6, 771名
釜ヶ崎就労・生活保障制度実現をめざす連絡会 (略称:釜ヶ崎反失業連絡会)
8月 1 日 センター夜間開放継続
ほかに寝場所がない。 7月31日までの期限を越えて自主管理継続 (本田氏メモ)
8月2日 特別会合資料(大阪市) 990802-sitokubetu.docx
あいりんの概況(資料1)/野宿生活者概数・概況調査(資料2)/大阪市における代執行について (資料3ー1)/運動体の団体行動と緊急一時対策(資料4-1)
8月 府市宛 9月以降の対策の量的質的強化について 990800-fusi.docx
7月18・19日、「勝取る会」が西成区内で野宿を余儀なくされている労働者を確認したところ、2,229人であった。昨年8月の市大調査は、1, 910人であったので、単純に計算して319人増である。 市内各公園の野宿者数は昨年8月に比べ、 どこも増加しているといわれている。
野宿者は増加し、 長期にわたって有効な対策が打ち出されず放置されている。 大阪市民生局に担当部長が一人増えた。しかし、事態は何も変わっていない。緊急・最低限の対策としての「センター夜間開放」 一ヶ月延長が決まっただけである。
大阪府市協調して、 現状よりも量的、 質的に上回る対策を打ち出すよう要請する。
雇用創設基金の予算は確定した。大阪府・市ともに知恵を絞って雇用を創出し、釜ヶ崎の日雇労働者・野宿を余儀なくされている労働者に就労機会を与えることに努められたい。
8月 12 日 衆議院議員山本孝史君提出ホームレス問題に関する質問に対する答弁書 990812-yamamoto.docx
8月25日 市 センターにかわる寝場所提案
反失連会議の場に民生局保護課長代理がきて提案。 「センターに代わる寝場所として、 南職安分室敷地 に大テントを建てる 反失連が自主管理してくれ」。仕事を増やすこと、夜警スタッフの仮眠所、 ユニットシャワーの設置を条件に出す (本田氏メモ)
9月5日 南職安分室敷地内に建てられた南テントの初日は、大雨のため雨漏りし、利用延期(本田氏メモ)
9月 利用者名簿作成に協力を !
テントを利用する仲間の簡単な名簿を毎日作成し、利用状況を把握したいと思います。 利用者の年齢構成、健康状態、 要望、 単発的な利用、継続的な利用などを名簿によって具体的に把握し、 テントの必要性や拡大要求、 内容の充実などを行政に要求するときの基礎資料にしたいと考えています。
毎日のことでわずらわしいかもしれませんが、寝場所確保にとって、また待遇改善のために役立つものですから、名前(フリガナ)・生年月日・健康状態・要望の記入をお願(ねが)いします。
釜ヶ崎反失業連絡会
9月14日 府市から「国の就労対策がらみ」での釜ヶ崎対策の提示(本田氏メモ)
府 センター機能回復事業2 0人 始める
市 道路清掃30人 増、地域外軽作業(公園 保育所 バス停清) 60人枠で始める
9月17日 府市へ要望書
寝場所対策の拡大と雇用創出基金の実施見通しについて (本田氏メモ) 990917-chijisichou.docx
9月5日、いささかの躓きはあつたものの、 「センター夜間開放」は終了し、南北両テントの利用へと移行した。コンクリートから曲がりなりにも畳の上への以降は改善といえなくもないが、利用可能人員からすれば、大幅な縮小であり、多くの野宿を余儀なくされている労働者が、センター周辺や今宮中学校周辺に拡散を余儀なく されたことは事実である。
現在長居公園や大阪城公園でテント生活している元釜ヶ崎の労働者たちが、 1~2年の間はセンター周辺や日本橋周辺などで野宿していた後に、 仕事の回復に見切り を付け、 生きる場を求めて各公園に「移住」 していったものであることを考えれば、現状の放置は、さらなる市内各地への拡散、そして、 大阪市周辺都市への拡散に至ると予想される。
われわれは、 野宿を余儀なくされる仲間が、 市内や府下周辺都市に追い散らかされ、 路上死を余儀なくされることを許すことは出来ない。大阪府・市に対し、より一層の対策を要請するものである。
9月19日 南テント実質開始 自主管理
南テント250名 北テント(三徳テント) と合わせて500名(本田氏メモ)
9月27日 第3回NPO釜ヶ崎会員の集い討議資料 990926-tougisiryou.docx
議題:10月1日以降の取り組み検討(就労対策事業部体制について・新事務所開設について・その他)
9月29日 NPO釜ヶ崎 認証おりる
翌30日 NPO釜ヶ崎(釜ヶ崎支援機構)法人登記完了
10月 ホームレスの自立支援方策に関する研究会提出資料 NPO釜ヶ崎提出 991000-jiritu.docx
特定非営利活動法人釜ヶ崎支援機構について/釜ヶ崎 (あいりん地区) 周辺の野宿生活者の状況/今後の活動予定について/要望
10月5日 センター労組と懇談会(本田氏メモ)
10月5日 ホームレス問題の解決に向けて 東京都議会自由民主党 「都政新報」 991005-jimin.docx
10月20日~23日 (4日間) 特掃事務所の建て増し作業
高齢者特掃事業拡大に伴う必要不可欠なことだが、 市は認めず (本田氏メモ)
11月1日 NPO釜ヶ崎、府市から受託した就労事業はじまる
高齢者特別清掃事業は110人増、府市合わせて154人枠(本田氏メモ)
11月29日 府市へ要求書
野宿生活者対策の遅滞につき要望/国の雇用創出基金による対策の充実拡大、 1,000名以上の寝場所対策、 自立支援センターの開設 (本田氏メモ)
11月 野宿生活者対策の遅滞につき要望 991100-chijisichou.docx
大阪府・大阪市の努力により、 政府の雇用創出基金交付金を活用しての事業が、 釜ヶ崎では開始され、 西成労働福祉センターに登録している高齢労働者は1ヶ月に一度の就労から10日に一度の就労へと改善された。 就労数はわずかとはいえ、 年齢に関係のない就労機会も提供されるようになった。行政の努力、 成果は大いに評価したい。
しかしながら、 残された課題は大きい。 季節の寒さが深まる中、 多くの野宿生活者が長期にわたり公園や路上に放置され続けている。 就労対策は更に追求拡大される必要があるし、寝場所対策は早急に拡大されなければならない。
努力と成果の上になお一層の努力を積み重ね、抜本的解決により一層近づくよう、下記を強く要望するものである。
11月 釜ヶ崎反失業連絡会 報告-その13 991100-nyusu-sin.doc
12月31日 朝、北テント宿泊の労働者1名死亡を発見(本田氏メモ)