【 平成4年3月定例会常任委員会(交通水道・通常予算)-03月19日−05号 】
◆ 山口泰弘委員
これは、私が自分の経験の中で申し上げるんですが、千日前通には、阪神高速道路が通っています、高い高いやつが。あの千日前通の50メートルの上に立っています。その下が一時開放状態であって、あそこでは浮浪者がずうっと40人、50人、そうしてあそこがパッキングケースの倉庫みたいになってしまって、4時ごろになったら皆酒盛りが始まってきたというようなことで、何とか浮浪者排除をやらなきゃいけないというので頭を悩ませたことがある。そのときに、私の提案で阪神高速道路公団にお願いしたら、うちだけでは何でございますからというので、まずは大阪市の路面の問題でございますが、上の車を走らせるためにあの高架ができたんですからというようなことがあって、そこで、一面の近代的な美しい鉄さく、垣を入れまして、これが大体7,000万円ぐらい金がかかった。この費用は、大阪市の建設局と阪神高速道路公団が半分ずつお出しなさいと言って阪神高速道路公団へ交渉に行って、それはもう自分ところが銭もうけするためにご迷惑がかかっているんだったら負担もいたしますと、話が一発でばっと決まっちゃった。それで千日前の高架下の美しいさくができ、そして浮浪者を追っ払ったという経験がございます。
堂島にも地下街がございますが、ああいうところでは、これからエスカレーター化していくという費用の負担については民間の関連企業も本当に喜んで協力させていただきますからつくってくださいと、こう出てくるわけですから、こんな点もひとつ考慮に入れておいてくださいということをお願いしておきます。