【 平成9年2・3月定例会常任委員会(建設港湾・通常予算)-03月18日−05号 】
◆土居一雄委員 あとは要望になるわけでありますが、地元で心配をしておったのは、暴走族の出現であります。ちょうどドームの外周約600メーター、サーキットとして非常にいいところであります。千里の方で追われた連中が南港へ行き、南港から追われた連中の行き場がないということで。ただ、先ほど申し上げましたように、現在の段階では、警察官の配置等を24時間のフルタイムでやっておりますから、今のところございませんけれども、そういったものに対する特別な配慮を、これは警察警備が主でしょうけれども、道路管理者としてまた考えてもらいたい。
それから、時間がありませんから、これも要望だけにとどめますが、木津川は府でしたかね、それから岩崎橋運河は区画整理組合がスーパー堤防をつくってくれました。まだそれほど夏でもございませんのに、やはりアベック、それから少年グループがそこで座って何かやってるというようなことも、警察に報告をされております。そういった問題についても、いろいろと問題の整理は警察関係とか警備当局にあるわけでありますけれども、もう少し明るくスーパー堤防側にひとつ照明をつけてもらう。今もついてるんですよ。ついてるんですが、つけてもらいたい。
それからもう一点、せっかくできた岩松橋の下がくぐれないんですね。木津川のスーパー堤防と岩崎運河の方と直角、L字形にあるわけですが、これを区画整理組合に聞きますと、やはり浮浪者対策ということで、そこの下を通過させますと、そこに居つく人がおっては困るということで、当面、一たん上へ上がって、そしてまたおりてもらうというような格好になっておるようであります。そこらあたりのお取り扱いについてもよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。
◎吉川建設局花と緑の推進本部施設整備部スポーツ施設企画課長 お答え申し上げます。
温水プールや地域スポーツセンターなどスポーツ施設の整備につきましては、できるだけ市有地の有効利用の観点からも、他の本市の施設との合築を図ることとして、敷地面積や形状など必要な条件を満たすような市有地を利用して整備を行ってきているところでございます。西区につきましても、このような観点からその適地を調査しておりますが、ご提案いただきました公園の地下利用につきましては、公園のいろいろな施設の配置や利用との関係での制約、工事費の大幅な増大や、利用者の快適性や施設の維持管理上の問題など、種々検討を要する点がございまして、今後ご提案の趣旨を勘案しながら、引き続き適地を調査してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆土居一雄委員 いつだったか記憶をいたしておりませんけれども、湊さんが私の部屋に来られたときに、区役所の前あたりの分離帯に噴水のようなものをつくったらどうかということを言われました。最近少し考え方が変わってまいるようでありますが、地元でそういったことを話をしますと、噴水も結構だけれども、やはりそれを頼って浮浪者が来てもまた困りますし、いろんなことで問題もございます。そこで、何か区役所の前あたりの分離帯にモニュメントになるようなものをひとつ完成までに考えていただきますように、これはお願いでございます。
◎北村港湾局企画振興部企画主幹 お答えいたします。
弁天ふ頭地区の土地利用構想におきまして、水際線の整備につきましては、緑地や周遊船のターミナルとして整備を考えてございます。このウオーターフロントの整備に当たりましては、現在あります人と水辺を遮断するコンクリートの壁が直立する防潮堤ではなく、傾斜式の防潮堤といたしまして、また背後地の地盤もできるだけかさ上げし、面的に高潮、津波から防御することにより、委員ご指摘のように、親水性が高く、なおかつ修景にもすぐれ、かつ地震などの災害にもより強い構造と、そういうふうな構造にしていきたいと考えてございます。また、水際線には緑地帯を設けるほか、防災拠点ともなる広がりを持つ緑地も計画しており、海に開かれたアメニティ豊かな魅力的な空間整備を図っていきたい、このように考えてございます。