【 平成12年9・10月定例会常任委員会(財政総務)-09月25日−01号 】
◆ 江川繁委員
ついでに、その情報公開の形で、情報提供の問題で、私一つの例として市民が大変不満に思っている点を申し上げます。例の長居公園にホームレスの仮設一時避難所をつくる計画の件ですが、これの提示は7月初めに、突然、秘密裏に行われていて提案、私も知ったのが7月初めなんです。市民の代表というか民生委員やそういった役員さんも知ったのがそういった事態で、知りながらそのまま8月に着工すると。それも10億円規模、総額ですけども運営も含めて、議員にも知らせず、議会にも諮らず、8月にもうやるというような問答無用のやり方が、今、市民の中では大きな市政に対する不満、一体民主主義を何と心得ているかということで出ております。その点について、情報公開をつかさどっているというか、総務局の方に、こんなことがまかり通ってて大阪市の信頼が勝ち取られるのかということでお聞きしたいと思います。
◎石田総務局行政部企画主幹 お答えいたします。
個別の事業における情報公開につきましては、当該事業を所管する部局が判断することではありますが、一般的に申し上げますと、市民への情報公開は、市政を信託した市民に対しまして大阪市は説明責務を全うし、市民の市政参加の推進と市政に対する市民の理解と信頼の確保を図るために非常に重要なことであると考えております。
今回の答申におきましても、情報提供につきましては、任意的な情報提供にとどまらず、必要的な情報提供としての具体的な取り組みを順次実施するよう要請されておりまして、今後、情報提供制度をより一層充実してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。