【 平成14年3月定例会常任委員会(文教経済)-0226日−01号 】

◆矢達幸委員 できたらその内容を言うてほしかったんですけども。

 これは、先般の決算議会で資料をいただいた内容なんですけれども、区役所の教育係が不就学児童の対応について、それぞれ行政区とタイアップして大きな役割を果たしてるんですね。

 例えば、新大阪駅構内において、親子がホームレス状態で生活してることが判明と。父は就労、母は子供3人と行動をともにしていたと。子供の体や着衣等は特に不潔な様子はなく、親子関係としては子供への愛情も感じられ、虐待は見受けられなかった。こういう事例ですね。早速、区役所を中心として対応しまして、そして就学させるように指導したということで、こういう住まいの確保も含めて対応されたということがありますし、また、たくさんのこういう事例が報告されております。

 そういう意味では、これから大変な不況の中で、リストラの問題や廃業・減収、子供の問題をめぐって非常に厳しい環境が大阪で急速に進んでるわけですね。こんな中で特に子供を大切にしていく、子供の就学を保障していく、こういう意味からいっても、区役所がこういう教育係の役割というんですか、私は大きいと思うんです。