【 平成13年3月定例会常任委員会(民生保健・通常予算)-0315日−04号 】

河本正弘委員

ほかにも環境事業局というのは、直営が大変お好きなようで、交通局でさえ委託している、委託を始めた車両整備をまだしっかり直営でされているし、大阪駅と難波と天王寺なんかの主要ターミナルの駅前の掃除とか道路の掃除も直営で掃除されているんですね。いろいろありますわ、このほか。

 いいですよ、地方公務員が駅前を掃除するのもいいんですけれども、やっぱり費用対効果、環事の職員の方の懐のところを言っちゃいけないけれども、平均で社会保険料込みで1,000万超えているんですから。きのうでしたか、ホームレスの担当部長の三島さんもホームレスの方の職域拡大には大変苦労しているというふうな答弁をされていた。よだれが出るような仕事がいっぱいあると思うんですけども。個々の業務の是非はともかくとして、こういうふうな業務形態を環事としては今後も維持されるのかどうなのか。13年度からスタートする新しい行財政改革を遂行する中で、どういうお考えなのか。

◎川村環境事業局長 お答えいたします。

 ただいまの御指摘を受けました件も含めまして、私ども幾つかやはり行財政改革上課題だというのは認識をいたしております。とは申しましても、これまで前の8年度から12年度までの行財政改革に取り組んでまいっておりまして、この5年間で304名の見直しと240名の転用を行いまして、差し引き64名の職員の減を行っております。

 そういった中でも今、委員から御指摘を受けましたように、いろんな課題を抱えておるのは十分認識をいたしております。

 それで、今般、今御指摘もありましたように、新しい行財政改革が示されましたところでございます。その実現は局といたしましても、今後廃棄物処理事業を進めるに当たっての重大なかつ緊急な課題であるというふうに十分認識をいたしておりまして、目標を設定いたしまして、その実現に向けて計画的に実施してまいらなければならないと考えております。

 先ほど申し上げましたように、幾つか今委員から御指摘の河川の水面清掃とか、ほかにも道路清掃等のまちの美化対策、これも御指摘ございましたが、幾つか我々今後検討していかなければならないという課題を抱えておりまして、これは平成13年度に見直しの項目の骨格を策定し、14年度で具体の内容の精査を行いまして、関係機関とも調整を図りつつ、計画期間内に順次実現できるよう進めてまいりたいというふうに考えております。それから新しい数値目標、職員数の5%ということにつきましても、姿勢といたしましては、これを上回るような形で取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。