【 平成17年9月、9・10月定例会常任委員協議会(財政総務)-0928日−02号 】

◆大丸昭典委員 今、藤岡先生のまさに御高説をお伺いしまして感銘を受けたわけでありますけれども、私は違う観点から一言だけ。

 先般おやめになられた助役の方の、私はもっと早くおやめになるべきやったかなという気がするんですけれども。私自身、10年前に、実は前市長さんが選挙が終わって間もない時に、南港にあるホテルでんな、ハイアットリージェンシー、ここで年末年始に3泊されたんですよ、これ。私はそのベッドメーキングをしてたパートのおばさんからこの話を聞いたんですな、私。こんなことしててよろしいんですかと。この間、市長に当選された方がやね、娘さんも入れて3人できょうはフランス料理、次は日本料理、次は洋食って。私その部屋、一遍見に行ったんですよ部屋を。ほんならピアノの自動演奏もある部屋でやね、部屋へシェフが来て料理されたんですな。ちなみに聞くと、大体1泊何十万かする部屋らしいですよ。それをハイアットリージェンシーという固有名詞がありますけれども−−そうやなあのホテル、南港のホテルは。そこへ当選のお祝いとして招待されたんですな。片や南港では、ホームレスの方々を世話するために何百人の市の職員が年末年始にかけて出ているんですよ。それを横目で見ながら、おのれら3人はそんなええ部屋で招待されてやね、来てるねんな。

 これちょうどたまたま市長選挙の後は、決算を持ち越すんですよね。1月になってから決算。おれ、これ一遍決算委員会で言うて言うたんです。もう一遍これ選挙せなあかんと言うたったんですよ、もう一遍、こんなもの、これ公職選挙法違反ですよ、当選のお祝いを受けるということは。そやからそう言うたら、そのときに当時の今度やめられた助役は、たしか市長室長やったんかな、それで飛んで来られたんですよ。もうとにかく土下座までして、とめに来た。

 だから、あえて私はもう質問するのやめたんです、決算で。決算でやったら、それでどないするねん、手を打つんかいうたら、金払います、払わせますと。結局、ガバメント何とかいうらしくて、たまたまあいておったから1泊6万円か何ぼかで泊めてもろたんやということで請求書を送らせて金を払うて済んだんやけど。あれは完全に接待なんですよ、まさに。しかも、当選したての市長さんがやね、南港で越年対策でみんな職員が何百人も出てやっているときにですよ。そのときに、やめられた助役が来られたから、おれもまあしゃあないな思うて。そやから、そのときにほんまやったら質問しといたら、とめに来られたときに、それとめにこられたけどおれやったるぞ言うてやね、やっといた方が、その段階でももっと大阪市はよくなったんちゃうかなと、おれそう思うんやけどな、ほんまに。自分の反省も込めてやね、反省も込めておれ、やっぱり市会というのは、もうちょっと、おれ、今になってほんまに反省してます、やっぱりね。そのときに、はいはい言うてやめてしまったのが、今日のこれと思うんですよな。僕の反省を込めて、私も反省しますけども、關市長もその辺一言あれば、反省してもらいたいと思うんですけども、どうですか、一言だけいただいて、それでこれやめますさかいに。

◎關市長 当然のことながら、私も市長としまして常に自身、身を律して、決して市民の誤解を生むようなことがないように、また、事実、間違いを起こさないように、 36524時間きちっと自身を律していく責務があるというふうに、ただいまの話を伺いまして痛切に感じておりますし、そういうつもりで日々を過ごしているというふうに申し上げることもできるかと思っております。全力を集中して、これからの大阪市政、将来の大阪市を見ながら仕事を進めていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。