128-参-予算委員会-8号 平成05年12月14日

 

平成五年十二月十四日(火曜日)

   午前十時十分開会

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  本日の会議に付した案件

○平成五年度一般会計補正予算(第2号)(内閣

 提出、衆議院送付)

○平成五年度特別会計補正予算(特第2号)(内

 閣提出、衆議院送付)

○平成五年度政府関係機関補正予算(機第2号)

 (内閣提出、衆議院送付)

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○清水嘉与子君 老人の問題でございます。先ほど宮崎議員の方からも御指摘がございましたけれども、老人により負担をかけるんじゃないだろうかという問題でございます。

 今、一日七百円。何か随分安いような気もいたしますけれども、実際にはこれ以外におむつだとかお世話料だとかかなりな額を、特に東京あたりですと十万円以上かけているという実態がございます。これ以上負担に耐え切れない老人も多いんじゃないか。アメリカなどでよく病院を退院させられたホームレスの問題が話題になっておりますけれども、そういったことを日本では起こしてはならないというふうに思っておりますけれども、この辺はいかがでございましょうか。

 

○政府委員(横尾和子君) 老人保健制度における負担の問題でございますが、食事の負担の問題、また今御指摘がありました保険外負担の中で特に大きな問題になっております付き添いの解消問題につきましては、目下老人保健審議会において審議が行われているところでございます。早急な御意見の取りまとめをお願いしているところでございますので、その結果を踏まえまして、先ほど来御質疑のありました医療保険制度との整合性も勘案しながら対処してまいりたいと存じます。