128-衆-予算委員会-8号 平成05年12月06日

 

平成五年十二月六日(月曜日)

    午前十時一分開議

本日の会議に付した案件

 参考人出頭要求に関する件

 平成五年度一般会計補正予算(第2号)

 平成五年度特別会計補正予算(特第2号)

 平成五年度政府関係機関補正予算(機第2号)

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○原田(昇)委員 景気は二番底が抜けるかどうかの危機的な局面に差しかかっていることは事実でありまして、本当に失業者がふえてきた場合に一挙に社会不安が顕在化するおそれもあるのですよ。アメリカでは、家のローンが払えなくなった多数のホワイトカラーのサラリーマンがホームレスになっておるということは私たちの記憶に新しいところでございますけれども、日本でも今ホームローンを抱えている方々はたくさんいるわけです。来年度予算にはそうしたことは絶対に起こさせないという決意を表明してもらいたいし、大蔵大臣はそういう方針で予算編成をぜひやってもらいたいと思うのです。

 そこで、国民は政府の姿勢を本当に真剣な目で見ておるわけでありますから、閣僚のちょっとした発言でも株が上がったり下がったりするくらいであります。そこで私は、しっかりした方針で、断固たる決意で本予算の編成に臨んでいただきたいわけですが、今総理から来年度予算を年内編成する方向で努力したいということを言われましたが、もう一度お伺いしたいと思います。その決意についてはっきりとこの際お示しいただきたいと思います。

 

○細川内閣総理大臣 まさに今おっしゃいましたとおり、年内編成をする方向で努力をしたい、こういうことでございます。