日本無政府主義運動史 第1 黒色戦線社版 改定・増補 1982101

目次

写真 河本乾次・幸徳秋水・管野すが・宮下太吉・新村忠雄・古河力作・大石誠之助・大杉栄・伊藤野枝・橘 宗一・和田久太郎・古田大次郎・金子文子・難波大助・石川三四郎・岩佐作太郎・大島英三郎

日本無政府主義の由来-石川三四郎

1.思想の起源 2.東洋社会党 3.民友社 4.平民社時代 5.幸徳秋水の思想の変化

沈潜期以後-社会主義同盟の解散まで-近藤憲二

幸徳事件直後の形勢・社会主義運動の復活・サンヂカリズム運動の発足・労働組合への新運動・労働組合運動の左傾・社会主義同盟の創立・社会主義運動の二分派

「総連合」の決裂と其の前後-水沼辰夫

1.日本社会主義同盟と無政府主義 2.労働組合における社会主義的傾向と『労働組合同盟会』の分裂 3.総連合会の提唱 4.関東地方組合の状勢 5.関西地方組合の状勢 6.総連合計画漸く進む 7.『総連合』と無政府主義 8.自由連合主義の運動 9.総連合創立準備委員会 10.大会前の形勢 11.総連合大会中止解散を命ぜられる 12.総同盟『総連合の決裂』を宣言す 13.決裂後の形勢

震災後の無政府主義運動-古川時雄

ロシヤ革命と日本社会運動・労働組合総連合の決裂『無産階級運動の方向転換』・『方向転換論』と無政府主義運動・大正12年震災と無政府主義者・朴烈事件及び植民地の運動・大杉の復讐運動、ギロチン社事件・政治革命か社会革命か・全国労働組合自由連合会の成立・黒色青年連盟の結盟・黒色青年連盟の活動・農村運動連盟の結成
 

大逆事件判決文

福田大将狙撃事件判決文

虎ノ門事件判決文

朴烈事件判決文

農村青年社事件判決文

99頁)被告人=鈴木靖之・宮崎晃・星野準二・八木あき・望月治郎・田代健三郎・和佐田芳雄
101頁)主文
102頁)理由-甲 被告人鈴木靖之は・・・・
110頁)第一 被告人宮崎晃は・・・
113頁)第二 (一)被告人八木あきは・・・・(二)被告人望月治郎は・・・・(三)被告人田代健三郎は・・・・(四)被告人和佐田芳雄は・・・・
115頁)第三 農青社の目的達成を図らんとし
(一)112 以て右被告人らはそれぞれ前記の企てを遂行し
119頁)(二)(1)イ・ロ(2)(3)イ~ハ(4)~(9
124頁)(三)(四)(五)14(六)
以て被告人鈴木、同宮崎、同星野は無政府主義結社農村青年社を組織し、被告人八木、同望月、同田代、同和佐田はこれに加入し且つ何れもその目的遂行の為にする行為を為したるものなり(128頁)
128頁)乙 第一 被告人星野準二は治安維持法違反事件にて・・・ 
第二 被告人田代健三郎は右二見敏男とは・・・
仍って先ず甲の事実につき証拠を按するに、判示冒頭記載の事実中被告人らの経歴並受刑等に関する事実は・・・供述により
130頁)判示冒頭記載の事実中被告人らの信奉し居りたる無政府主義が判示の如き社会革命思想なる事は (一)(二)(三)(四)・・・の供述記載あるにより各これを認め
判示第一の事実は (一)~(十四)・・・を総合してこれを認め
149頁)判示第二の事実は・・・
判示第三の事実中(一)の事実は・・・
151頁)(二)(1)の事実は・・・(二)の(2)及び(3)の事実は・・・
160頁)仍って判示犯罪事実は全てその証明十分なりとす
法律に照らすに・・・・仍って主文の如く判決す 昭和12412

請願令違反予審終結決定書

皇居発煙筒事件判決文

 

アナキズムと盗奪企業爆破事件-大島英三郎

黒色戦線社版「革命断想」序文より-岩佐作太郎

報知新聞号外(昭和20111日農村青年社事件) /