性とアナキズム 小川正夫評論集 小川正夫遺稿集刊行会 1974年1月
目次(001)
1.性とアナキズム
性とアナキズム性(1-1)/結婚・家族と、革命との関係について(1-2)/性についての断想(1-3)
2.アナキズム運動のために
<組織>の問題を何処へ連れて行くべきか(2-1)/組織か人間か-連盟大会での感想(2-2)/階.級闘争について-K氏へのお答え(2-3)/自由主義インターの考え方について(2-4)/方法についての覚え書-アナキズムのフラク活動と共産党フラク活動の認識及び対象の相違について(2-5)/アナキストは、どんな<社会革命>をめざすのか-大沢論文をめぐって(2-6)/クロポトキン「フランス革命史」による問題提起的アンケート(2-7)/バクーニン的ペシミズムの問題(2-8)/アナキスト、無頼漢ラプソディ-大沢・山口論文に欠けているもの(2-9)
3.アナキズムの立場と視点
糞蠅と狼にはさまれて-民主主義について(3-1)/違犯の質的変化/最近におけるソ連農業の変異について-ルイセンコ-の<春化処理>流行とからみ合せて/ルイセンコの追放をめぐって/利潤の追求と、自由と平等の関係について(3-2)/スペイン革命の実存的側面とその教訓(3-3)/「相互扶助論」の方法について(3-4)/実存主義哲学の方向/学校教育について-アン・リネルの教育観/物の見方について-<人間の歴史>を中心に/イロコイ・インデアンの復活運動の意味(3-5)/解体期の芸術/構成主義・シュールリアリズム及び反社会主義的リァリズム序論
4.翻訳
原始社会と社会的神話-ケンズ・マドック(4-1)
小川正夫略年譜(付・著作目録)(5-1)
あとがき(向井孝/すみぜんいち)(6-1)