反逆者の牢獄手記
1928（昭和3）年6月 『行動者』出版部 1971年1月 黒色戦線社 復刻版
大正末期から昭和初めにかけて失われたわが無政府主義者の牢獄手記
閃光（詩） 岡本 潤
編集者緒言
高尾平兵衛－獄中消息（獄舎から）
大杉 栄－研究（個人的思索）
伊藤野枝－研究（無政府の事実）
後藤謙太郎－詩（採炭夫の歌／闇／アサギのナッパ）
村木源治郎－詩（ヒサイタチャン／監獄通い／マコよ）
古田大次郎－詩感想（『死の懺悔』から）
中濱 鐵－詩（その日）
金子文子－歌（ツツヂの花）
和田久太郎－俳句
小西次郎－獄中消息（朝、会社に行く時の様に絞首台に上りたい）
河合康左右－随筆（知識から力へ）
朴 烈－獄中消息（強者の宣言）