アナキズム・アンソロジー
神もなく主人もなく Ⅰ D・ゲラン編 長谷川 進訳 河出書房新社 1973年6月15日
写真/目次/序文(ダニエル・ゲラン)-9=geran-1001
●先駆者 マックス・シュティルナー 1806-1856-15= geran-1002
E・アルマンによるマックス・シュティルナー-17
わが教育の誤れる原理-21
唯一者とその所有-25
国家とよばれるもの-25/個人の自由と社会-26/党派-29/叛逆と革命-32
反批判-33
シュティルナー的エゴイズムとは何か?-33/モーゼス・ヘスと二種のエゴイストの結社-35/フォイエルバッハの抽象的「人間」-36
●P=J・プルードン 1809-1865-39
若きプルードン・自画像-40/印刷工としてのプルードン-41/公けの生活への門出-44 =geran-1003
所有とは盗奪である-46
自由の到来-49
経済的諸矛盾の体系-53
1848年革命におけるプルードン-55
乱闘に身を投ずるプルードン-60/押し除けられた候補者、プルードン-63/プルードン、候補に選ばれる-64/1848年6月労働者蜂起のあとで-64/民衆の選挙宣言-66
権威の原理について-75=geran-1004
統治の偏見-75/絶対権力からアナーキーへ-79/法律-82/代議制度-84/普通選挙について-86/政府と民衆-87/権威はもうたくさんだ-88
プルードンと労働者の立候補-91
選挙日の夜のパリ-93/セーヌ県労働者六十名の宣言-95/候補者は無用だ!-101
「共産主義」に抗して-113
集団の主権-113/「共産主義」=悪化した国家主義-114/組合について114/大衆の独裁なるもの-115/自発性について-115/革命は何びとの事業でもない-116
●ミハイル・バクーニン 1814-1876-119
バクーニンの見た1848年二月革命-119/ジャム・ギョームによるバクーニン-121=geran-1005
私は何者か?-134
神と国家-137
個人・社会・自由-137/自由と自我-137/国家と政府-138
革命的国際結社または同胞団-140=geran-1006
同胞団の綱領-141/革命的教理問答-150/国際主義的連合主義-167/教会と国家-170/国際兄弟の革命的秘密組織の綱領と目的-176
マルクスとの論争-181=geran-1007
Ⅰハーグの破門-181/国家と無政府-186
バクーニンおよびマルクスとパリ・コミューン-189
バクーニンのパリ・コミューン観-192/マルクスのパリ・コミューン観-198
バクーニンと労働者自主管理-201
Ⅰ協同組合について-201/Ⅱ労働者組合と集団的所有-203
●直接行動と絶対自由主義的建設への予想について-207=geran-1008
セザル・ド・パープとアデマル・シュヴィッツゲーベルとの論争-209
ミクロス・モルナルによるセザル・ド・パープ-209
将来社会における公益事業の組織について(セザル・ド・パープによる)-210
労働者生産組合による管理か?-210/国家による管理か?-212/「アン-アルシー国家」-214/共産主義と「アナーキー」-216/ブルジョア国家と労働者国家-217
インターナショナルの前での公益事業の問題-219
アデマル・シュヴィッツゲーベルのセザル・ド・パープへの回答-219/「労働者国家」は現存国家に類似する-220/「労働者国家」は解決ではない-220/新しい二つの原理=集産主義と連合主義-221/国家にとってかわるコミューン連合-223/社会革命の大きな諸潮流-223/コミューン連合が勝利するだろう-224
●ジャム・ギヨーム 1848-1916-227=geran-1009
フリッツ・ブルップバッヘルによるジャム・ギヨーム-227
社会組織に関する諸理念(ジャム・ギョームによる)-232
Ⅰ前書き-232/Ⅱ農民-233/Ⅲ工業労働者-236/Ⅲコミューン-237/連合の網-246/一国だけでは社会主義は存立しない-248
●ピョートル・クロポトキン 1842-1921-251
マックス・ネットラウによるクロポトキン-251=geran-1010
無政府主義の理念-254
1880年ジュラ連合大会-259
ジュラ連合大会報告-259/クールトラリ労働者連合の、1880年ジュラ大会提出の覚書(綱領)-264/アナーキーと共産主義-270
リヨン軽罪裁判所における被告アナキストの代表陳述(クロポトキンによる、1883年1月19日)-276=geran-1011
叛逆者の言葉-277
国家の解体-277/中世のコミューンから現代のコミューンへ-278/革命政府-286
アナーキー=その哲学、その理想-297
ロシア革命におけるクロポトキン-299=geran-1012
ゲオルク・ブランデスへの手紙-299/共産主義はどのような方法で招来されてはならないか-301/ヴィルキンスの最後のクロポトキン訪問-305/エマ・ゴールドマンのクロポトキンの思い出-306