筑豊の黒旗-思い出の断片 杉藤二郎著 神戸共同文庫 1976年3月
写真頁(01)/目次(02)
筑豊の黒旗
終戦-筑豊へ(03)/炭坑の生活/1946年のこと(04)/労働組合で働く/アナキスト連盟と九州地協(05)/共産党吉隈細胞とのたたかい/組合長として/福佐新聞会と無政府農園/『自由共産新聞』と『平民新聞』/原水爆禁止運動とアナキスト議員の誕生(06)/鉱害反対闘争/付記
補遺(07)-副島辰巳の演説/伊串英治のこと/小川正夫との出会い/山鹿泰治・グラシアきたる/山鹿さんの死/四百メートルのシカチャン
思い出すままに
最初の記憶(08)/ワンパク時代/大杉栄と震災の思い出/新聞記者となる/名古屋時代-応召と帰還/逃避行/開戦/芳子のこと
歴史の流れの中で
自由の道を阻む者(09)/幸福への抗争/職業化した政治-腐敗の原因/革命は起こり得るか?/人類の滅亡を願うもの-煽られる再軍備/世界平和者会議/世界平和と人間革命/原水爆禁止運動所感/事前運動のいろいろ(10)/選挙で救われるか/叛逆によって権力をマヒさせよ細胞は労働者の敵か味方か-『アカハタ』に抗議する/末端労働者は泣く/支配者にあたえた戦術/“緊急調整”を待っていた組合幹部/労働者の自由と解放のために-盛り上げよ不断の闘いを!/労組指導者/炭坑町のこの頃-ボスとパンパン/アナキストの反公害運動
入道雲(11)/ある夕景色/池の辺りで/石のいのち/トンチャン仲間
著者あとがき(12)/運動史のなかの1952年-解説にかえて 向井 孝